Pauline(ポーリーヌ)

2019/07/07 09:04

バイヨンヌから電車に乗って向かった先は、Saint-Jean-de-Luz(サンジャンドュリュズ)。

バスク語では、Donibane Lohizuneと言います。

電車に揺られて、40分ほどで着きました。

ここは、知り合いの方から、絶対行った方がいい!とおすすめされていった町。

でも町の中心部はかなりツーリスティックで、車も観光客もお土産屋さんもとても多く、最初の印象は、求めていたのとは、うーん、ちょっと違うかな、、という感じ。




この旧港は漁船がたくさん停泊していて素敵でした。




大きなビーチ。

夏は海水浴客でびっしり埋まるそうです。




ビーチを抜けてどんどん遊歩道を歩いていきます。

ビーチにはサーフィンをしている人がたくさんいました。

そして、小高い丘も超えていくと、、、




大西洋の大海原が見渡せるポイントに着きます。

ここからは見晴らしが良く、町が一望できます。

そして反対側は、大きな海が広がっています。

崖下の強い波が作る風が下から吹き上げていて、大自然の息吹を肌で感じました。




さらに歩くと、小さな小さなチャペルがありました。




ものすごい高級住宅地が広がるエリアへと続く遊歩道を、さらに一時間くらい歩いていくと、いつしか寂れた浜辺に着きました。

ここの雰囲気がとても気に入って、浜辺で遊ぶ犬をぼーっとながめながら、やっぱりこの町に来てよかったと思えました。





帰りは町の中心部を少し避けて、旧市街のようなところを歩いていると、なんだか人だかりがあります。

行ってみると、バスク力持ち決定戦??が開催されていました。

司会も全てバスク語で理解できませんでしたが、近くにいたおじさんの説明によると、こういう大会はバスク地方でしょっちゅう開催されていて、競技も昔からおんなじなんですって。とても伝統的な催しだそうです。

Paulineは、物凄く重たいオブジェを何回かつげるか?みたいな競技と、丸太に乗って、その丸太を斧で叩き割るタイムを競う競技を見ました。

見物客はみんなビール片手にゲキを飛ばしていました。

夜には地元のロックバンドの演奏(しかもバスク語で歌うバスクロック!!)が開かれていたりして、ただツーリスティックでブルジョワな面だけではない、普段の町の顔が見れて、とても興味深かったです。

Saint-Jean-de-Luz、なかなか侮れない、奥深い町なのかもしれません。。。





大きなビーチのそばのバーで休憩。

お店の人オススメのベリー風味の地ビールがとても美味しかった!

日の入り前の太陽に照らされた海の水面がキラキラしていて、とてもきれいでした。





その3に続く。