Pauline(ポーリーヌ)

2018/10/25 19:55

少し前ですが、韓国は全州(ジョンジュ)を訪れました。

韓国王朝文化発祥の地であるここジョンジュは、1200年以上もの歴史を持つ街で、ソウルから南に約230キロのところに位置します。ピビンバ発祥の地としても有名。
街には昔の建物の様子を保存した区画もあって、韓国の人たちにとっても観光の街のようでした。





韓国と言えば、やっぱり赤い、辛いものが思い浮かびます。
火を吹けそうなピリ辛スープもお鍋も、とっても美味しかったのですが。





でも、今回何よりも印象的だったのは、ジョンジュのカフェ文化。
とてもお洒落で居心地のいいカフェがいくつもあって、正直驚きました。
wifiも必ずあり、メニューも充実しているし、言葉が分からなくても、とてもフレンドリーに対応してくれる店員さんが好印象。そして何よりも、インテリアに上手にブロカントの小物を使っていて、本当に可愛かった。
韓国でもアンティークのものなどは人気が高いよう。

滞在中しょっちゅう行っていた、三つのカフェを紹介しましょう。
まずはこの映画通りからすぐそばにあるカフェ。
韓国人の友人曰く、'モクレンをよろしく'(목련을 부탁해)という意味の店名なのだそう。




韓国の伝統的な古民家を改装した建物でとても趣のある雰囲気。
庭がとても気持ちよく、テラス席もありました。
店内にはそれぞれ雰囲気の少しづつ異なる席があります。
Paulineでも扱っている木のものさしも、こんなふうにディスプレイされていました。ただ棚に飾ってるだけなのに、絵になりますね。








英語のメニューはありませんが、一人の店員さんが英語が話せる人で、とても親切にしてくれました。
実は去年も私は仕事で全州を訪れ、このカフェにも来たのですが、「あなたは去年も来られましたね?!」と、私のことを覚えてくれていました。感動!!
ケーキは抹茶味なんかもあって、聞けばパティシエさんは日本で修行したそうですよ。日本人好みの納得の味。



二件目は'GO집'(英語と韓国語を合わせて、こだわりという意味と、お家へ帰ろうという意味の語呂合わせだそう。)。




店内のシャンデリアと、程よく手入れされた庭が広くて素敵でした。
ここも古民家を改装しているカフェですが、モデルになっているのは、韓国の古民家ではなく、なんと日本のものだそう。店員さんが教えてくれました。
こちらは英語表記のメニューがありました。全てお店で作られたケーキが自慢だそう。
バリスタのお兄さんが丁寧に入れてくれたコーヒーはとても美味しかったです。





続きは後半で。