2018/02/28 19:16
Pauline、またまた大好きなブルターニュへ行ってきました。
今回の行き先は、Morlaix(モルレー)です。ちなみに、ブルトン語ではMontroulez。
町のシンボル、高架橋が中心地にそびえています。
橋は二段になっていて、上の段をTGVが通過できるようになっており、下の段は歩行者も通れるようになっています。
橋のすぐそばにあるのは、聖メレーヌ教会。
古い町並み。細い路地や可愛いお家がたくさんあります。真っ赤なドア、いいなー。
住宅地の中に突然現れるのは、15世紀に建てられた、カルメル会修道士の泉。宗教性の強いモニュメントが所々にあります。
あれ?海もあるの??いいえ、違うんです。町は海から少し距離があり、内陸に入ったところにあるのですが、町の中心に河川があり、そこにはたくさんの船が。まるで港の様な風景。
今回は滞在先はair b&bで探したのですが、お借りしたお家からも港が見渡せて、とても気持ちが良かったです。カモメの声で目覚める毎日。。。お隣の庭からせり出している黄色いお花は、ミモザの木の花。おかげでいつもいい匂いが漂っていました。
旅先で時々使うair b&b。キッチンで自分でその土地の美味しいものを使って料理もできるし、普通に暮らしている感覚で滞在できるし、何よりリーズナブルで便利ですね。
今回はしかも、ずっと憧れていた、ブルターニュならではの、石造りのお家に滞在しました。(一部をお借りしたので、お家の写真は載せられません。すみません。。。)念願叶って感無量。でも、想像していた通り、夜はサロンが結構寒かったです!
そしてブルターニュと言えば、やっぱりガレット!
Morlaixにはたくさんのガレット屋さんがありました。どこも生地や中身に工夫を凝らしていましたよ。他のブルターニュの街でも見かけたことのない様な、斬新なガレットがたくさん!いつも迷ってばかりでした。いつか全部試したいなぁ。
これは中にイワシのペーストとシブレットをきかせたクリームソースが入っています。生地はパリパリで美味しい。イワシと蕎麦の相性が絶妙。
手前は4つのキノコのトマトソース和え、奥はマグロとワカメのガーリックソテーのガレット。ここの生地はしっとりしてて、蕎麦の風味が強く、これもとても美味しい。ワカメはパリのレストランでは滅多に食べれないので嬉しい限り。
そして飲み物は、やっぱりシードル。甘口DOUXと辛口BRUTがあって、私たちはいつだってBRUT。辛口と言っても、すっきりとしたりんごの甘みがあって、ガレットにはその方が合うと思います。
ピシェで頼んだら、「うちはピシェはないのよ、飲みきれなかったら栓をし直してあげるから持って帰っていいよ。」ということで、ボトルで頼むことに。ジュース感覚で飲みやすいので、結局一本空いてしまいましたが、6%とアルコールは思いの外高いので、酔っ払い易い方はご注意を!!
この窓にかかっているレースのカーテン、とっても可愛くないですか??!
ブルトンの伝統的なダンスを踊る男女がモチーフなんですよー。素敵!
そう、ブルターニュはレース細工でも有名なのです。
ブルターニュのガレット屋さんは、よくお店のデコレーションをブルターニュの古い調度品でまとめ上げていたり、ブロカントで見つけてきた古いものをうまく取り入れて飾り付けているところが多いので、いつもそれも楽しみにしています♡
ごはんの締めは、やっぱり甘いクレープ。Paulineのお気に入りの甘いクレープは、シンプルな、キャラメルブールサレ。Morlaixではどこのガレット屋さんも、市販の塩キャラメルのソースを使わず、ちゃんと自家製でした。私も自分で作ってみたい!
続きは後半で!