2017/12/14 13:29
11/25、26の台北での展示は、おかげさまで忘れられない思い出になりました。
場所を提供してくれたギャラリーGu Juの皆様の協力もあり、初めての海外での展示でしたが、なごやかに時間が流れ、2日間はあっという間でした。
PaulineはGu Juの1Fのカフェエリアの、オーナーが集めたアンティーク家具などが並ぶ一角に展示させていただきました。
台湾や日本やヨーロッパから集まったオーナーのアンティークに、フランスのアンティークはすっとなじみ、まるでそこにずっとあったみたい。アンティークの良さは、時間を経てきたからこそ、同じく時を経てきた空間にすっとなじみやすいことだなと改めて思いました。
ご来店いただいた皆さまには商品について紹介させていただいたり、お話も少しさせていただくこともできました。
日本を経由してフランスから来たアンティークへの皆さまの反応も新鮮で、とても貴重な体験でした。
Gu Juは迪化街のメインストリートを横に一本入った通りにあります。
普段はメインストリートは人で込み合うのですが(日曜は歩行者天国になるのですごい人でした)、Gu Juのある通りは程よい静けさがあります。
同じ通りには、レザー用品のアトリエやカフェ、雑貨屋などが並びます。
ギャラリーを見にに来る方以外にも、裏通りを探索する方がふらっと立ち寄ることも少なくないそうです。
開催期間中も、偶然通りかかった方がGu Juで足を止めるということも何度かありました。
開催期間中は、2階の展示エリアで台湾在住のイタリア人建築家の都市計画デザインの展示もありました。
台北でニュイ・ブランシュの空間デザインを手がけた方だそうです。
ニュイ・ブランシュは、パリ市が毎秋におこなう一夜限りの現代アートの祭典で、日本ではパリの姉妹都市の京都で行われています。
台北でも10月に行われ、約2キロに及ぶ通りで大学やテーマパークをうまく活用した、まさに街をデザインしたイベントだっとのこと。
Gu Juのカフェでは美味しいコーヒーとケーキをいただけます。ケーキは定期的に変わるとのこと。今回Paulineはチョコレートケーキとチーズケーキをいただきました。どちらもとっても濃厚でコーヒーによく合います。
またカフェでは台湾のクラフトビールもいただけます。こちらもすっきりとしてとても美味しかったです。
朝昼はコーヒーでブレイク、1日が終わったらビールで乾杯というのが、展示期間中のルーティンでした。楽しかったなぁ。
迪化街は台北でも古い町並みが残るエリア。以前から大好きな街だったので、毎朝ホテルからGu Juに行く道をわざと遠回りをして、街を散策しました。朝ごはんをいただけるお店は朝早くから賑わっていて、美味しそうな匂いに誘われて魚のお団子とするめのスープをいただきました。オープンテラスとも言える開放的な席で、忙しそうに通りを行き交う商人を見ながら食べていると、お腹も満たされ1日がんばるぞ!という気分になりました。
台北の皆さんが本当に温かく迎えてくださったのが、今回の展示の一番の思い出です。
また機会があれば行きたいなと思います。謝謝!