Pauline(ポーリーヌ)

2017/08/18 15:53

こんにちは。
Paulineはまたもや、ブルターニュはRoscoffに行きました。
親戚が住んでいるため、年に何回かはここを訪れます。
この時季は紫陽花が満開でした。紫陽花はブルターニュの代表的な花で、お土産屋さんの手書き風ポストカードなんかにも必ず、紫陽花が描かれています。どのお宅にもこんもりと紫陽花が植えられていました。



本当にお天気が不安定なブルターニュ。雨は1日中、降ったり止んだり。
でも、お天気が悪いからと言って、引きこもっていたら勿体無いですよね。
周りのブルトンたちに習い、カッパを着込んで、行動開始です。
そう、カッパ。ブルターニュの海のそばは潮風の強く、傘は使い物にならないんです。
降っては止み、また降って…という感じのブルターニュでは、いつだってヨットパーカーに防水靴の格好の人をよく見かけます。町の服屋さんでは、年中、ヨットパーカーやセーターが売られています。
お天気は悪いけど、町の中心部では何やらお祭り騒ぎ。雨天決行のバンドマン達。雨でもへっちゃらです。




小雨の降る中、ランドネ(randonnée)をしました。フランス語で、遠出、ハイキングといった意味合いの言葉。
フランス人たちはヴァカンス先でランドネをするのが大好き。よく本屋さんには、ランドネの特集を組んだ雑誌や本がこの時期並んでいます。



雨の中、私たちと同じように遠出をする人に出会ったり。
パリでは、知らない人とすれ違ったときは、知っている人か、用事がない限り、声がけはしませんが、ここブルターニュでは、人とすれ違うときは、『Bonjour!』と挨拶をします。人と人との距離の取り方が、こことパリでは違う事を実感します。



延々と続く海岸線をたどって、隣の村までひたすら歩きました。
岩と海と草原があるだけの光景。ここがフィニステール(Finistère)、地の果てと呼ばれる所以がよく理解できるような光景です。
深呼吸すると、空気が本当に澄んでいるのを感じられます。



この貝殻は、chapeau chinois(中国の帽子)と呼ばれているんですって。形からなんとなく納得できますね。まだ生きていて、岩に張り付いてるchapeauたちもいて、なんと食べれるそう。どんな味がするのかな?!貝を獲りに来ている地元の人たちも見かけました。




だんだん天気がよくなってきて、この日の夕焼け。



滞在の後半はお天気だったので、Roscoff滞在では定番の、向かいの離れ小島、バ島(Île de batz)に2回も渡りました。
貸自転車では入れないエリアを歩き、海で泳いで、牛や馬と戯れて、ブルトン仕様のラケットやフリスビーで遊び…。






なんだかんだ言っても、やっぱり、晴れの日のヴァカンスの方が楽しい!…そう実感したPaulineでした。