Pauline(ポーリーヌ)

2017/03/22 15:13

こんにちは、皆さん。
先日Paulineは、フランスの北西部、ブルターニュ地方に買い付けがてら、小旅行に行ってきました。
大好きなブルターニュ!何度行っても飽きません。

今回は、Finistère県(フィニステール)のRoscoff(ロスコフ)という小さな港町に滞在しました。finistère とは、ブルトン語で、'地の果て'という意味を持ちます。かつて、ブルターニュ公国として存在したブルターニュには、独自の言語、ブルトン語が存在し、実際、バーにいたお年寄りたちはブルトン語で会話していました。Roscoffも、ブルトン語では、Roscoになるそう。

パリとは全く雰囲気が違います。素朴な石造りの建物が多く見られ、空が低く横に広く、天気がくるくると変わります。町のいたるところにあるお地蔵さん(?)も独特な佇まい。そして、ブルトン人たちはブルターニュを心から愛し、誇りに思っています。この古いお屋敷は、お部屋の壁紙までがブルトンの旗の模様でした。
Roscoffからはイギリスやアイルランドに向かうフェリーが出ています。この海の遥か向こうはもうイギリスです。
でも、今回Paulineが向かった先は、Roscoffのお向かいの小さな島、île de batz(バ島)です。旧港から、小船に乗って20分くらいで島に渡れます。小さいと言っても、実際に生活している人もいて、歩いて散策するにはちょっと大きいこの島。

Paulineのオススメは、教会の横にある貸し自転車屋さんで自転車を借りてサイクリング!陽気な老夫婦が、宿泊施設を経営する傍ら、自転車も貸してくれます。この日も、「自転車がいい?それとも馬がいい?」とジョークを飛ばしていました。古い教会と、この古いプジョーの自転車が目印です。

手付かずの自然が残る島内。馬なんているのかな?と思っていたら、いました!自然の中でのびのび、気持ち良さそう。

島内には、レストランやシャンブルドット、貸別荘、郵便局やパンやさんなどもあり、島内に滞在して数日過ごすのも素敵だと思います。
遠いイメージのあるブルターニュですが、最近、TGVの改良で、パリからブルターニュへのアクセスが今年の夏頃からだいぶ早くなるそうです。例えばBrest(ブレスト)までは、以前6時間近くかかったのが、4時間強で着くとか。(また今回の改良はTGVのいくつかの線に適用され線によって改定時期が異なるそうです)近年、OUIbusをはじめとする高速バスも、いくつか運行が始まりました。思ったより行きやすいと思います。夏のバカンス時も、浜辺が人でごった返すこともないし、何よりのんびりできますよ。オススメです!