トロンプルイユまたはベールドゥパトロンと呼ばれるグラスは、その昔、バーの主人がお酒の量を少なくサーブできるように底に細工したグラスで、20世紀初頭のフランスで大変流行ったそうです。
4枚目のスプーンで底の位置を示した画像を見ていただくとわかるように、元々小さいグラスの底を厚くして底上げをしてあるので、本当に少ししか入りません。
今ではこのトロンプルイユはフランスでもコレクターがいるほどの人気アイテムです。
またトロンプルイユでアルコール度の高いお酒をちびちびと飲むのが粋なのだとか。
このグラスの詳しい年代は不明ですが、持ち主によると1950年代よりは前のものだろうとのこと。
古いグラスの特徴である気泡も少しみられます。カッティングは上から見るととても特徴的で綺麗です。かけやひびなどの目立つダメージはありません。
商品管理番号:401
サイズ:直径 約4.5㎝、高さ 約8.5㎝