Descoware(デスコウェア)のココット
¥44,000
オレンジ色の円型のココットは、ベルギーのDescoware(デスコウェア)のもの。DescowareはLe Creuset(ル・クルーゼ)に吸収合併されたメーカーです。そのため、Cousances(クーザンス)のように、Le CreusetにはDescowareのデザインも多く残りました。
Descowareの鋳物製品は、元々ベルギーのOudenaardeという町で作られていました。この製品が1940年代前半にアメリカに渡ります。そして1950年代初頭に設立されたアメリカ企業、D.E. Sanford Company (D.E.S.Co.)が、「Bruxelles Ware」として知られていたこの鋳物製品を輸入し、その販売権利を得て、Descowareという名で売り出します。(のちに会社名もDescoware Corporationと変更します。)
1960年代には、Julia Childという料理家がテレビの料理番組で頻繁に使ったことで、Descoware製品のクオリティの高さや耐久性が世に広く知られるようになりました。このような背景もあり、アメリカにもDescowareのファンは多いのです。
蓋の内側、底面には「24」「BELGIUM」とあります。
このココットのオレンジのグラデーションカラーはDescowareのトレードマークと言われた「Flame」というカラーです。
目立ったダメージもなく、焦付きなどが残りやすい底面も、やや使用感はわかるものの比較的きれいな状態です。縁に細かいコーティング禿げがありますが、経年を考えると、全体的に状態はいいと思います。
サイズ:持ち手を含む横幅 約31.5cm、直径約24.5cm、深さ約10cm、ふたを含む高さ約14cm
商品管理番号:332